西安の旅 (その3 ~グルメ編)

2日の朝5時過ぎに西安駅に着いたあと食べた朝食が美味しかった。
市内中心部の細い道に入ると、各店の前に大きな鍋、湯気がたちのぼり、いい香り。
鍋の中身は中華丼のような具が入った少しトロミのあるスープ。味は中華丼より甘みが少なく少し酸味がある。これを丼に入れ、ラー油のような辛いタレをかけ、更に固いパンを自分で細かくちぎってスープに入れる。
口中やけどしそうな熱さを我慢して食べると、野菜や椎茸の香りと辛味と酸味が一体となってとても美味しい。汁を含んで柔らかくなったパンもgood。体の芯から熱くなり、朝から汗が吹き出てくる。値段は30円位。西安の朝食の名物だが、味も価格も大満足だった。

夜はツアーの人達(といっても私以外は中国人カップル2組の4人)と北院門街という屋台の名所へ行く。300メートル位の道の両脇がびっしり屋台。まずは名物の羊肉・牛肉の串焼き(シシカバブの肉を小ぶりにした感じ)を食べる。5人で60~70本位の串が出てきて壮観だったが、皆ペロリ、女性もよく食べる。これまた名物の梅ジュースもすっきりした味わいでなかなか美味しい。
それから、トコロテンのような透明の麺、ココナッツの粉を固めた蒸し焼き団子、辛い野菜スープなどを食べた後、西安餃子の人気店「徳発長」へ行く。人気店だけに店員の態度は悪いが、餃子の入ったせいろを20段ほど積み上げて次々運んで来る光景に喉が鳴る。味も期待に違わず、じわっと口中に溢れ出す肉汁の美味しい事!、皮も薄皮ながらもちっとした歯ごたえが気に入った。

翌日朝はイスラム街を散歩、肉まん、お粥、お汁粉風、腸詰スープ、大阪焼きのような卵をおとしたお好み焼き風、等々沢山の屋台があって地元の人達で賑わっていた。
昼はツアーで用意されたレストランで一般的な中華料理をだったが、これがまずい。(安い)ツアーで連れて行かれるレストランは悉く美味しくない事がよくわかった。
それにしても西安の庶民レストランはどこに行っても騒々しい。まず店員が注文されたメニューを書かずに忘れてしまうから、厨房から出来上がってくる度に大声でメニューの名前を連呼しながら各席の間を回っている。当然ながら注文をよく間違え作り直しに時間がかかり客と喧嘩になる。北京に比べて客の声が大きい。

夜は岐山面という麺に挑戦。中国の麺類発祥の地とも言われる西安の名物である。腰のある麺にケチャップ風の甘みと唐辛子の辛味と酸味がまざったタレがかか、モヤシや青菜、椎茸などの野菜がのっている。色々な香辛料が入っているのか複雑で奥深いタレと豊富な具は今まで食べた事のない味。麺はやわらかいのに噛み切れにくいのが特長。値段も安く庶民の栄養源だ。
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by nihao-zaijian | 2007-05-09 22:29 | 旅、散歩
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